イライラ 悪化 食べ物

意外や意外? 甘いものとイライラの関係って・・・

美味しそうなスイーツ

生理前や更年期の、女性ホルモンのバランスが崩れたときに起こるイライラは、その症状を改善してくれる食品というのはいくつか存在して、当サイトでも以前ご紹介したことがあると思いますが、逆に、これを食べるとイライラの症状が悪化してしまうという困った食品もあるにはありますので、今回はそちらの方をご紹介してみたいと思います。

 

糖分

甘いものに目がない女性

 

まずは糖分。糖分といえばもちろん砂糖なのですが、砂糖が多く含まれているスイーツ類などは、イライラしているときには逆に食べすぎたりする方も多いのではないでしょうか?

 

今回ご紹介している、イライラを悪化させる食べ物なんですが、その食べ物は総じて、イライラしているときに食べ過ぎてしまう傾向にある食べ物が多いようです。

 

自分としてはイライラを発散させるために食べているものが、逆にイライラを悪化させていたなんて・・・

 

今考えるとちょっと怖くなってきますが、ではまず、糖分がイライラにどう悪いのかを簡単に説明します。

 

砂糖が多く含まれているスイーツ系の食べ物は、ドカ食いしない限り、イライラを悪化させる心配はほとんどないのですが、好きな人やイライラしているときなら、一度に大量に食べてしまうなんてこともあろうかと思います。

 

糖分というのは体の細胞のエネルギーになるわけですから、それ自体は摂取して悪いことはなにもないのですが、糖分を一度に大量に体の中に入れてしまうと、体の仕組みはそれに過剰に反応してしまうのです。

 

ここで重要なのは「大量に」と同時に「一度に」というところです。

 

一度に一気に大量の糖分が体の中に入ってしまうと、インスリンというホルモンが体の血糖値を下げようとします。

 

普通に糖分が体に入った場合でもこのインスリンは分泌されるのですが、一度に大量の糖分が入ってきた場合、インスリンも大量に分泌されてしまいます。
ここで、インスリンはなぜ分泌されるのか? その仕組みについて簡単に説明しておきます。

 

糖分が体のエネルギー源になるということは先ほど説明しましたが、体に入った糖分は代謝されて「ブドウ糖」になり、ブドウ糖は血液に乗って全身へと運ばれていき、体内に糖分が入ってきたときに分泌されるインスリンによって、臓器細胞に取り込まれます。

 

こうしてはじめてブドウ糖はエネルギーになるわけですが、インスリンはこのようにして体内に入ってきたブドウ糖を臓器の中に取り込んであげて、血液中の糖分の量、つまり「血糖」を、常に一定の状態にコントロールしてくれています。

 

しかし、体内に大量の糖分がいっぺんに入ってきた場合、インスリンは大量に分泌されることになります。

 

インスリンが大量に分泌されてしまうと、血液中のブドウ糖も大量に臓器細胞へ取り込まれることになり、血液中の糖分が少なくなってしまうのです。

 

この状態が「低血糖」の状態です。

 

体が「低血糖」状態になってしまうと、体をコントロールしている“脳” はこの状態を異常事態と認識し、なんとか血糖値を上げようとします。

 

脳がどのように血糖値を上げようとするのかというと、それは「アドレナリン」を分泌することによって血糖値を上げよとするのです。

 

アドレナリンが分泌されると、肝臓に蓄えてある「グリコーゲン」はブドウ糖へと分解され、徐々に血糖値は上昇します。

 

けれど、アドレナリンはストレスホルモンとも呼ばれている物質で、アドレナリンが分泌されると心拍数や血圧も上がり、怒りっぽくなったりイライラしたりしてしまいます。

 

長くなりましたが、これが砂糖を多く含むスイーツ類が、イライラをさらに悪化させてしまう原因だと考えられているのです。

 

そういうことなので、イライラしているときのスイーツのヤケ食いは、かえって逆効果にもなりかねませんのでご注意ください。

 

カフェイン

湧きたつコーヒー

 

コーヒーを飲むとシャキッとしたり、眠気がなくなるという方も結構いらっしゃいますが、これはすべてコーヒーに入っているカフェインの影響にほかなりません。

 

ではカフェインとイライラの関係はどうでしょう?

 

カフェイン自体にイライラを誘発するものは含まれていないのですが、1日に4〜5杯といったように、比較的多めのコーヒーを飲むようなコーヒー通の人は、ちょっとしたカフェイン中毒になってしまっている可能性があります(紅茶でも同じことが言えます)。

 

カフェインでイライラするというよりも、カフェインが切れて、カフェインが欲しくてイライラするといった感じでしょうか。

 

まあ、生理前のイライラでお悩みの方なら、すべての危険因子は排除しておいた方がいいですので、日頃からのコーヒーや紅茶の飲みすぎには注意しておいた方がよさそうです。

 

また、カフェイン中毒といえば、ニコチン中毒を想像する喫煙者の方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそも、生理前のイライラに代表される生理前の体や心の不調には、喫煙は大変な悪影響を及ぼしますので、喫煙者の方で、生理前のイライラでお悩みの方は、思い切ってタバコをやめる決断を検討してもいいかもしれません。

 

トランス脂肪酸

最後にトランス脂肪酸。トランス脂肪酸を大量に摂取してしまうと、イライラの感情が激しくなるという研究結果を、アメリカのカリフォルニアの大学が発表しているそうです。

 

トランス脂肪酸ってあまり聞きなれない人も多いと思いますが、これはマーガリンやショートニングという食用油脂を使って作ったお菓子類、また植物性油脂、ラードやマヨネーズにも入っています。

 

ほかにも色んな食品に含まれているので、気にし出したらキリがない側面もありますが、農林水産省のHPには、

日本人が一日に消費するエネルギーは平均で約1,900 kcalですので、平均的な活動量の場合には一人一日当たり約2グラム未満が目標量に相当します。

とありますので、この基準を守るべく努力をしたいものです。

 

 

食品に含まれるトランス脂肪酸の含有量は次のサイトを参考にしてください。

 

コチラ ⇒ 農林水産省 食品に含まれるそう脂肪酸とトランス脂肪酸の含有量

 

 

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